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2024年10月~12月
原作:三浦糀(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:矢野雄一郎
キャラクターデザイン・総作画監督:谷野美穂
シリーズ構成・脚本:柿原優子
色彩設計:今野成美
美術監督:藤井王之王
撮影監督:川下裕樹
編集:笠原義宏
音響監督:明田川仁
音楽:大間々昂
クリエイティブアドバイザー:モギシンゴ
企画プロデュース:UNLIMITED PRODUCE by TMS
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
猪股大喜:千葉翔也
鹿野千夏:上田麗奈
蝶野雛:鬼頭明里
笠原匡:小林千晃
針生健吾:内田雄馬
西田諒介:坂田将吾
船見渚:永瀬アンナ
島崎にいな:結川あさき
兵藤将太:小野友樹
遊佐柊仁:小野賢章
バドミントン部の主人公が憧れるバスケ部の女子先輩とひょんなことから実家で同居することになったというお話。
ストーリーには特に目新しいところはないが、人間関係や心理描写がとても秀逸で、気がついたら世界観にひきこまれていた。
ご都合主義もなくはないが許容範囲で、全てがとても自然。
登場人物や学校が本当に存在している感じがした。
恋愛模様も派手さはなくとても日本的で奥ゆかしいところが好感。
無駄なお色気もなく、事件もバイオレンスもなく、刺激は少ないはずなのにまったく厭きず、2クール通して中だるみもなかった。
今どきめずらしい超正統派作品。
2クール見終わってから「あ、これって傑作だったんだ…」と気づいたのもはじめて。
強いて批判的なところを挙げるとすると、あまりにも悪がなさすぎるところか?
本当に嫌なやつが一人もいないし、喧嘩もしないし、いじめもない。
文学なら成立しないかもしれないが、アニメだったらこれでもOKな気がする。
実際見ていてとても癒やされたし。
恋愛もので癒やしと平和を求める人にはドンピシャな作品。
ちなみに、学園恋愛もので悪(精神的な)を求める人は「クズの本懐」がおすすめ。