春秋戦国時代末期の秦を舞台とした人気作キングダム。
秦の大王――政と彼に仕える武将たちの戦いを描いた名作です。
2006年から連載され、これまでにテレビアニメが5シリーズ放送されています。
ただ、登場キャラクターが多かったり戦ってばかりで分かりにくいですよね。
そこで、このサイトでキングダムの出来事やキャラクターを解説していきます。
初回のこの記事ではそもそもキングダムとは何なのかを紹介していきます。
作品の概要や主要キャラなど基本的なことをまとめています。
キングダム初心者に向けた記事となっており、ファンの方には物足りないかもしれません。また、紹介するキャラクターも私が独断で選抜しましたので、他にも重要なキャラもいると思いますがご了承ください。
作品概要
キングダムは、2006年1月からヤングジャンプで連載されている原泰久が描いたコミックです。
2025年4月の段階で、75巻まで発売されており累計発行部数は1億1千万部を突破しています。
初めてのアニメ放送は、連載開始から6年が経った2012年6月。この時からNHKで放送されていました。
(第1と第2シリーズはBSプレミアム、第3シリーズから総合テレビで放送)
第2シリーズは2013年と2年連続で放送されたものの、第3シリーズはそれから7年に渡って放送されていませんでした。
第3シリーズが放送されたのは、2020年4月。話数は第2シリーズ(38話)から大きく減って26話。
第4シリーズはその2年後に放送されましたが、話数は変わらず。
ただ、第5シリーズ(2024年1月放送)になると13話となり1クール放送になってしまいました。
ストーリー
キングダムの物語は、春秋戦国時代の末期の戦乱を描いた物語です。
戦国七雄の中で中華統一を果たした秦を舞台としており、国内外の争いが多く描かれています。
世界史を勉強したことがある人なら結末はなんとなく知っているかもしれませんが、中華統一にいあたるまでの戦争についてはあまり分からないのではないでしょうか。
そんな人が楽しく歴史を学べるようになっており、一部の人からはビジネスにも生かせると言われています。
舞台こそ大国「秦」ですが、主人公となっているのは、信という青年。実在する武将ではありますが、マイナーな将軍であり歴史書にもそんなに登場しない武将です。
だからこそなのか、大事な戦では必ずと言っていいほど参戦しており大活躍しています。
もちろん、大王の政も主人公格として登場します。
政の役割は中央政府での政治闘争や戦争の最終決定を下しています。
この2人の青年がキングダムの中心となって物語を創っていきます。
キャラクター

- 声優:森田成一
- 飛信隊の隊長

- 声優:福山潤
- 秦国の大王

- 声優: 釘宮理恵
- 飛信隊の軍師

- 声優:玄田哲章
- 秦国の元相国
- 政の父親説がある

- 声優:日笠陽子
- 飛信隊の副長

- 声優:森川智之
- 趙国の宰相
まとめ
中華世界を舞台とした作品として、薬屋のひとりごとも有名ですが、そちらは唐王朝以降をモデルにしており、キングダムの時代から800年ほど経過した比較的平和な時代のお話となっていて、戦闘シーンはほとんどなし。
なので、宮廷ミステリーやラブコメが見たければ薬屋のひとりごと、戦国アクションを見たければキングダムといった感じに好みによって選べるようになっています。
どちらも頭を使う作品ですので、ゆったり楽しむのには不向きなところがありますが、とってもおすすめの作品ですので是非見てください。