Ⓒ久住太陽・杉浦理史&Pita・伊藤隼之介/ 集英社・ウマ娘 シンデレラグレイ製作委員会 Ⓒ Cygames, Inc.
『ウマ娘 シンデレラグレイ』第7話「トレセン学園」を視聴しましたが……今回は、完全に“目ヂカラ回”でしたね。オグリキャップとシンボリルドルフ、二人のウマ娘が視線だけでここまで空気を張り詰めさせるとは。いやもう、画面越しにこちらの呼吸が止まりそうでした。
中央へやって来た“怪物”オグリの初日
今回の物語は、オグリキャップがいよいよ中央・トレセン学園へ転入するところからスタート。ベルノライトと一緒に校内を案内される様子も描かれましたが、正直このあたりは“嵐の前の静けさ”という感じ。
新しい教室で新たなライバルたちと対面するオグリの姿は、どこかピリッとした空気が漂っていて、それだけで「ここから始まる物語のスケールが一気に跳ね上がる」と予感させてくれました。
そして出会う、皇帝・シンボリルドルフ
そして、ついに登場したのが中央の“皇帝”シンボリルドルフ。
いや、ルドルフの圧がすごい。本当に顔が怖い(褒めてます)。静かに歩み寄ってきたかと思えば、「中央をなめるなよ」の一言。堂々とした風格、言葉の重み、目の鋭さ…すべてが圧倒的。
しかし、それでも怯まないのがオグリキャップ。
「実力で覆す 常識も…ルールも!この脚で!」
このセリフ、もう鳥肌モノでした。地方から這い上がってきた彼女の覚悟が、たった一言に詰まりすぎてる。あのギラッとした目でルドルフに真正面から言い返す姿に、「この子、本当にただ者じゃない」と確信させられました。
SNSの盛り上がりにも納得の一言
放送直後からX(旧Twitter)では「#シングレ」「無礼るな」がトレンド入り。視聴者の反応を見ていると、「オグリとルドルフの目の演技が神すぎる」「作画班ありがとう…特に下まつ毛…」という声が多数。わかる、わかりすぎる。
この回、作画の熱量がすごくて、表情のアップひとつで緊張感がビリビリ伝わってきました。とくにルドルフの“動かずに圧をかける”感じ、あれはアニメならではの表現ですね。
まとめ:これは、ただの競走じゃない。“魂”のぶつかり合いだ
『ウマ娘 シンデレラグレイ』第7話は、ストーリーが大きく動いた回であると同時に、“オグリキャップというウマ娘の本質”が際立った回でもありました。
中央を制するためにやってきた地方の“怪物”と、それを迎え撃つ伝説の“皇帝”。単なる強さの話ではなく、信念や覚悟、過去の重みすらぶつかり合うような、圧倒的な存在同士の初対面。
この先、オグリがどんな走りを見せてくれるのか――。アニメ『シンデレラグレイ』、ますます目が離せないですね。
Ⓒ久住太陽・杉浦理史&Pita・伊藤隼之介/ 集英社・ウマ娘 シンデレラグレイ製作委員会 Ⓒ Cygames, Inc.