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2025年のガンダム最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』で、ファンの心をざわつかせている存在──それがジオン公国軍の少尉、エグザベ・オリベです。
容姿端麗、フラナガンスクール首席という経歴を持ちながら、彼の物語は「不遇」の一言に尽きる展開の連続。今回はそんなエグザベ少尉のプロフィールから不運なエピソード、そしてスパイ説まで、徹底的に掘り下げてみます。
エグザベ・オリベ少尉:表の顔とその裏に潜む影
エグザベは、ニュータイプ研究の名門「フラナガンスクール」を首席で卒業し、ジオン軍に配属されたエリート兵士。階級は少尉。冷静沈着で理知的な印象ながら、どこか影を感じさせる立ち居振る舞いが特徴です。
しかし彼の出自は「難民」
公式設定によると、エグザベはルウム戦役で故郷を焼かれた難民出身。つまり彼は、ジオンの犠牲者でありながらジオン軍人として生きているのです。この矛盾した立場が、彼の苦悩の源であり、物語の鍵でもあります。
不遇その1:サイコミュ起動失敗で“ニュータイプ失格”の烙印
劇場版『GQuuuuuuX -Beginning-』では、最新鋭モビルスーツ「ジークアクス」に搭乗したものの、サイコミュの起動に失敗。
対照的に、マチュやニャアンがサイコミュを発動させる中、彼だけが沈黙。ファンの間では「実はニュータイプじゃないのでは?」「本当に首席だったのか?」という疑惑が広まりました。
ただ、サイコミュを発動させていないにも関わらず、あの戦闘が出来るのは流石首席といった意見も。
後の描写で白いハロによるハッキングも示唆されており、外部から妨害されていた可能性も浮上しています。
不遇その2:取り調べで暴行された過去
アニメでは、ジオン軍内部の軍警に拘束され、顔にあざを作った状態で登場。過酷な取り調べを受けた描写がされており、彼が組織内でも信頼されていない、あるいは裏切りを疑われていたことがうかがえます。
さらに彼を救出するため、シャリア・ブル少佐が軍に直談判に乗り込む場面があり、エグザベが何か“利用価値のある存在”であることを示唆しています。
不遇その3:ファンからの「スパイ疑惑」
彼の不遇さに拍車をかけているのが、ファンの間で囁かれる“スパイ説”です。
これらの要素から、「エグザベは地球連邦のスリーパーエージェントなのでは?」という大胆な考察が生まれており、今後の展開に注目が集まっています。また、「二重スパイなのでは?」という意見も。
それでも彼は戦う──仲間との絆が希望を照らす
そんな逆境の中でも、彼が信じているのが「ほくろコンビ」とも称される相棒・コモリ・ハーコート少尉との関係です。
一見そっけないエグザベですが、コモリとのやり取りには人間らしい部分も見え隠れし、数少ない心の拠り所であることが伝わってきます。
今後の展開で、彼が「誰のために戦っているのか」「何を守ろうとしているのか」が明かされる日が待ち遠しいですね。
まとめ:エグザベ少尉は“隠れた主人公”なのかもしれない
『ジークアクス』という壮大な宇宙戦記の中で、エグザベ少尉は表向きの主役ではないかもしれません。ですが、彼の抱える影、苦悩、不運の数々は、視聴者の共感を呼び、「彼こそが真の主役だ」と語るファンも少なくありません。
アニメが進むにつれて、彼の正体、そして真の役割が明らかになることに期待しましょう。
ちなみに、最新話でのギャンでの戦闘シーンはかっこよかったですよ。頑張れエグザベ!応援してるぞ〜!
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