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『機動戦士ガンダム ジークアクス(GQuuuuuuX)』のオープニングテーマ「Plazma」。疾走感と緊張感に満ちたこの楽曲、OPアニメ映像と見事にリンクしていて毎回目と耳が釘付けになります。
…が、そんな中で、あるポイントに違和感を覚えた方も多いのではないでしょうか?
- 「間奏のとき、なんか“声”っぽい音が混じってない…?」
- 「電子音に混ざって、何か言ってる気がする…!」
私も初めて見たときから引っかかっていたこの“謎の声”。今回は、その部分がどこなのか、何が聴こえるのかを、映像と音の両面から徹底考察します!
■ その“声”が聴こえるのはどのシーン?
この謎の音声が混ざっているのは、「Plazma」の間奏部分。具体的には、アニメOP映像における次のシーンで鳴っています。
さらにその後、時間が進んだ後に登場する→ 6人のパイロットたちが横並びで走っていくシーン
いずれも走っているシーンで流れている電子音に紛れて何か聞こえるような気がします。この間奏パートでは、電子音とともに、耳を澄ますと“声のようなもの”が聴こえてきます。言葉としてははっきりしないのですが、「喋っているような」「ささやきのような」「ハロが喋っているような」音です。
■ ファンによる音声分析まとめ
複数のファンサイトやnoteで紹介されている考察を整理すると、以下のような“音”が同時に仕込まれていると考えられています。
- 🎹 ① 電子ピアノ音
- 「キラキラ」をイメージさせるアルペジオ
- 主人公マチュの“希望”を象徴しているような音色
- 🎤 ② 女性のスキャット(歌声)
- 「エーエー、ハー…」と聞こえる
- 初代『ガンダム』劇伴「虚空に響く声」へのオマージュではないかという説あり
- 📡 ③ 女性の話し声(セリフ)
つまり、このパートは視覚・聴覚の両面からニュータイプ的感応を演出していると見ることもできます。まさに「音でニュータイプを描く試み」ですね。
■ 作曲家・照井順政氏のスタイルにも注目
OP曲「Plazma」を手がけた照井順政さんは、過去のインタビューでこう語っています。
「音楽における“ノイズ”や“歪み”は、物語の中での人間と機械、現実と幻想の境界を象徴する」
この発言は、今回の“聞こえるか聞こえないかギリギリの音声”がまさにその意図で入れられていることを示唆しているように感じられます。
■ 結論:何を言っているかは“わからない”、でも“伝わる”
OP間奏の声が何を喋っているか、正確な内容は未発表で、公式も特に明かしていません。ですが、ファンたちの耳と感性によって、
- 「ニュータイプの感応音」
- 「ミノフスキー粒子による妨害と共鳴」
- 「女性のささやきによる無意識への訴えかけ」
- 「機械音の中に「Q.U.X.(クークス)」の綴りを読み上げてるようにも聞こえる」
- 「ハロが何か喋っているのでは?」
といったさまざまな解釈が生まれています。
これは、“聞き取れないこと”自体が演出であり、テーマなのかもしれません。
■ なぜ聞き取りづらいのか
- エフェクトが強くかかっているため、人の声が混じっていたとしてもかなり聞き取りづらい仕様になっています。
- また、演出意図として「潜在意識に訴えかける音」「AIの起動音」「ニュータイプ的な感応」を意識して、わざと不明瞭にしている可能性も。
■ ちなみに歌詞のこの部分!
間奏前の直前の歌詞は以下の通りです。
幸せに生きていただろうか
🔇(この直後に謎の間奏音声パート)
光っていく
🔇(この直後に謎の間奏音声パート)
つまり、“世界の目覚め”や“共鳴”といったテーマが、この謎の音と繋がっていると見ると、とても美しく意味深な演出です。
皆さんもこの部分を注目して聴いてみたら面白いと思いますよ。
🔽ジークアクスノンクレジットOP映像はこちら
🔍 最後に
現時点では、間奏部分で何と言っているのか公式からの明言はなく、ファンの間でも決定的な解析はされていません。
しかし、上記のような考察があり、今後、公式からの情報やファンによる詳細な解析が公開されることで、より明確な解釈が得られるかもしれません。
この謎の音声、皆さんにはどう聞こえましたか?「何か言っている気がする」その感覚、ぜひコメントで教えてください!
もしかすると、あなたの耳がニュータイプ覚醒の第一歩かもしれません――。
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