NFT発のアニメプロジェクト『Enter The Garden』がいよいよ最終章へ——。
『AKIRA』や『SHORT PEACE 武器よさらば』に携わったカリスマアニメーター・田中達之氏が、監督・キャラクターデザイン・脚本すべてを手がけるという、激アツ展開が発表されました!
今回はその全貌と、田中監督が語るアートへの想い、Web3時代のアニメの可能性について深掘りしていきます!
🔥『Enter The Garden』とは?NFT×アニメの最前線
『Enter The Garden』は、人気NFTプロジェクト「Azuki」を原作とした全3部構成のアニメアンソロジーシリーズ。
ストリートカルチャー×日本アニメの融合というコンセプトを軸に、毎話異なる監督陣が手がける実験的な試みで、すでに累計再生数は全世界で1000万回超えを記録しています。
これまでのラインナップはこちら:
- エピソード1:「The Waiting Man ‐待つ男‐」
監督:山元隼一(2024年公開) - エピソード2:「Fractured Reflections ‐楕円曲線上のセカイ‐」
監督:髙津幸央(2025年2月公開)
そして、いよいよ迎えるラストを飾るのが……
🌌エピソード3の監督は田中達之氏!“2つの世界”を描く
アニメファンには説明不要とも言えるアニメーター、田中達之氏。
『AKIRA』の作画監督補、『SHORT PEACE 武器よさらば』では監督・キャラデザなどを担当し、その緻密で幻想的な映像美で知られています。
そんな田中氏が手がける『Enter The Garden』エピソード3では、Azuki世界の“根幹”ともいえるAlley(路地裏)とGarden(庭園)という対極の世界観を描くとのこと。
本人コメントでは次のように語っています:
「Web3の持つ“非中央集権”という概念は非常に興味深いと思っています。Azukiという題材をもらったうえで、キャラデザ・世界観・脚本の多くを任せてもらえた。表現を制限しないという姿勢は、アニメ業界の未来にも繋がるかもしれません。」
つまり、田中達之の完全オリジナル解釈によるAzuki世界が展開されるわけで……これ、実質“田中達之ワールド meets Azuki”では!?
🌀NFTとアニメの交差点:Azukiのキャラもカメオ出演
本作は前作までと同様、AzukiのNFTで描かれたキャラクターたちがカメオ出演する予定。
視聴者は「推しNFT」がアニメに出てくるという、ちょっとした宝探し的な楽しみも味わえます。
アニメの制作は、過去作と同じくQzil.laが担当。
プロデュースにはAzukiと電通が名を連ね、盤石の布陣です。
📺どこで観られる?配信は今冬、Azukiの新プラットフォームも注目!
エピソード3は、Azukiの公式YouTubeチャンネルおよび、Azukiが新たに立ち上げたアニメプラットフォーム「Anime.com」にて今冬独占配信予定。
完全無料視聴可能という点もNFTファンだけでなくアニメファン全体に開かれた門戸となっています。
✍️まとめ:田中達之×Web3が切り拓く、アニメの未来図
これまでにない自由な制作環境、NFTという時代の象徴的モチーフ、そして田中達之という鬼才の参戦――。
『Enter The Garden』エピソード3は、単なる最終話にとどまらず、「アニメとWeb3の未来を占う1作」となるかもしれません。
今年の冬は、アニメファンもNFTユーザーも、“Garden”で会おう。