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こんばんわ、皆さん。いやぁ今回もツッコミ所が満載でした。前半パートは割と緩やかにシャリアさん、いや、ヒゲマンの過去を振り返る話だったのに対して、後半は怒涛の連続でした。
それでは、詳しく見ていきましょう。
トレンド入り「ヒゲマン」爆誕の回
今回の主役は……誰がどう見てもシャリア・ブル。いや、「ヒゲマン」!
マチュから唐突に放たれたこの呼び名、完全にX(旧Twitter)でバズりました。「ヒゲマンって誰!?」と困惑するコモリさんも可愛かったですが、それより何より、シャリア・ブルの過去とマチュとの関係性が大きく描かれたのが今話の注目ポイント。
シャリアとマチュが訓練を積む描写も増え、マチュに少し余裕が出てきた印象。そして、かつて「マチュは兵士には向いてない」と評していたコモリも、だいぶ態度が柔らかくなってきましたね……これはデレか?
銃を渡された2人、2つの未来
今回の最大の見どころは、マチュとニャアンがそれぞれ「銃を託される」という象徴的なシーン。
- マチュにはシャリア・ブル
- ニャアンにはキシリア・ザビ
この対比がとにかく熱い。そして意味深。
二人とも最後は生身で銃を向け合う可能性すらあるという、悲劇のフラグがビンビンに立ってます……。
さらに恐ろしいのは、ニャアンはすでに人を殺している一方、マチュはまだ一度も手を汚していないというコントラスト。それぞれの「線引き」がどこにあるのか、非常に気になる展開になってきました。
ニャアンがキシリア様に心酔!?料理しちゃうレベル
今までちょっと冷酷な印象だったニャアン、今回はまさかの……「キシリア様に手料理を振る舞いたい」発言。
それエグザベには絶対言わないやつ~~~!!
この心の距離感の差がじわじわ来ます。しかも、キシリアの命令を忠実にこなすだけでなく、自らイオマグヌッソという大量破壊兵器の操縦者になる決意を見せたことで、完全に軍人としての覚悟が固まってしまったようです。
「ニャアン ジフレド 出ちゃいます。」
ギレン・ザビ、まさかのあっさり退場
えっ?えっ?? ギレンの登場って……数分で終わり!?
戦争以来の再会を果たしたキシリアとの場面。期待値マックスだったのに、毒ガスで即暗殺というあまりに短すぎる出番に衝撃が走りました。
でも冷静に見ると、キシリアのあの常時着用マスク、ここで意味が回収されたのが上手いですね。あれ、伏線だったんですね……!
イオマグヌッソの正体がやばすぎる件
今話のタイトルにもなっている「イオマグヌッソ」、その正体がついに明かされました。
どうやらこれは、ゼクノヴァを利用して敵基地を至近距離に転移 → ソーラ・レイで焼き払うというトンデモ兵器。
ア・バオア・クーが突然近距離に現れて、撃たれて即消滅するシーンはもう、笑うしかないレベルの理不尽さ……!
というか「転移」ってそういう使い方するの!?
ゼクノヴァ現象、空間の破壊ではなく“位置のすり替え”とするなら、世界観設定に新たな視点が加わりそうです。
地球も射程内!?キシリアの次なる一手は…
「地球産の香水が失われる」という発言……聞き捨てなりません。
これはつまり、次にイオマグヌッソを向ける先が地球だという示唆なのか?
今までは宇宙世紀的な構図で連邦vsジオンかと思われていましたが、ここにきてキシリアの目的が「敵の排除」から「世界の刷新」に移行しているのでは?という気配。ニャアンがその片棒を担いでいるとなれば、マチュとの衝突は避けられない流れです。
💡まとめ:銃を受け取ったマチュとニャアン、最後に向ける先は…
シャリアとキシリア、2人の大人が託したのは、それぞれの「理想」。
その理想の火種を背負ったマチュとニャアンが、銃を持って向かい合う――そんな未来が、現実味を帯びてきました。
ヒゲマンの見せた優しさと覚悟。
ニャアンの変化と“キシリアへの献身”。
そして、マチュが守りたいもの。
どの選択肢も「正解」ではない戦場で、少年少女たちはどんな未来を選ぶのでしょうか。
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