2025年4月~6月
原作:佐賀崎しげる 鍋島テツヒロ(SQEXノベル/スクウェア・エニックス刊)
監督:鹿住朗生
シリーズ構成:岡田邦彦
キャラクターデザイン・総作画監督:早坂皐月
アートディレクター:古我望
コンセプトデザイン:島すずめ 夢野れい
色彩設計:鈴木咲絵
美術監督:山下泰希
撮影監督:池田健一
3D制作:YAMATOWORKS
編集:丹彩子
音響監督:ひらさわひさよし
音楽:高梨康治
アニメーション制作:パッショーネ×ハヤブサフィルム
ベリル・ガーデナント:平田広明
アリューシア・シトラス:東山奈央
スレナ・リサンデラ:上田瞳
クルニ・クルーシエル:広瀬ゆうき
フィッセル・ハーベラー:矢野妃菜喜
ミュイ・フレイア:仲田ありさ
ルーシー・ダイアモンド:斎藤千和
ヘンブリッツ・ドラウト:石川界人
シュプール:逢坂良太
ロゼ・マーブルハート:茅野愛衣
ガトガ・ラズオーン:木内秀信
片田舎で剣術道場を営んでいたおっさんが、有能な弟子たちに持ち上げられて成り上がっていくお話。
ただし主人公のおっさんはちゃんと実力がある。
剣術も恐らく日本の古流剣術の技法をしっかり取材して描いていると思う。
異世界+おっさんはだいたい中年の悲哀を描いたものが多かったが、「悪役令嬢おじさん」あたりからだんだん中年の経験や含蓄、落ち着いた性格をよいものとして描く流れになってきたような気がする。
ラノベ読者が中年になってきたからだろうか?
作画も質が高くキャラクターも魅力的。
ただストーリーはややスローで既視感が目立つ。
ハーレムとおっさんあまり合ってない気がした。
主人公のやれやれ感もおっさんキャラとあいまってちょっとむさ苦しい。
ただ、ラストバトルの結果にはちょっと驚かされた。
最後までそれなりに楽しくは観られたが、中年の心を掴みに来ているとは思えなかった。
かといって若い子が楽しめるのかどうか疑問。
結局、おっさんというのをひとつの記号として登場させただけな気がしてリアルおっさんとしてはやるせない感じが残った。
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