【名探偵コナン】映画「ハロウィンの花嫁」についてまとめてみた「ネタバレ注意」

　名探偵コナン25作目となる映画「ハロウィンの花嫁」は、2022年の映画です。
　降谷たち公安や警視庁捜査一課カップルが大活躍の今作を、この記事で取り上げていきます。

　興行収入で見ればベスト5に入る傑作であり、人気カップルと人気キャラの活躍とあって公開終了後も話題になっている先品ですが、この作品の陰の主役と言えるのは他にいます。
　すでに映画を見たことある人なら分かると思いますが、降谷と同期の警察学校組です。

　彼らについては、また別の記事で詳しく見ていきますがここでも軽く紹介します。
　また、この記事を書くために改めて映画を見ましたが、忘れていたり分からなかったところが見えて、新鮮な気持ちで楽しめました。
　みなさんも、ぜひハロウィンの花嫁を見てほいいですが、そんな暇はないって方はせめてこの記事で内容をざっくりでも覚えてくださいね。

作品概要

公開日	2022年4月15日
監督	満仲勧
脚本	大倉崇裕
主題歌	BUMP OF CHICKEN 「クロノスタシス」
興行収入	97.8億円

ストーリー「ネタバレ」

　目暮警部の同期で元警視正村中努の結婚式を警視庁捜査一課で警備することになったところから物語が始まります。
　この時に、リハーサルで新郎新婦役を高木＆佐藤のカップルが務めました。

　その裏では、逃亡中の爆弾犯を公安の安室＆風見が圧移籍していたところ、首に付けられた爆弾が爆発して追跡対象は死亡し、その爆風で風見が転落の危機。それを助けようとした安室さんでしたが、不意打ちで爆弾を付けられてしまいます。

　その後は、少年探偵団が毛利親子と共に警視庁本部を出たところで、外国人男性の爆死現場に遭遇。
　爆発に巻き込まれた灰原は車道に飛ばされて、小五郎が助けようとして負傷しています。
　すぐに捜査一課伝捜査がスタートし、被害者の所持品の名刺からある殉職刑事との関係が浮上します。

　それが、爆弾事件での解体作業中に観覧車内で殉職した松田陣平。佐藤美和子の元相棒でした。
　過去の出来事を思い出した佐藤刑事は、松田陣平について調べて、彼が捜査一課の名刺を被害者に渡した日を特定しました。
　その日は、元同僚で親友の萩原研二の墓参りに行っていた日で、墓のある寺に聞き込みに行ったすぐ後に公安から捜査ストップの命令が。

　その頃コナンは、蘭と共に村中夫妻と会っていました。
　その様子を見ていた公安にわざと捕まる形で、コナンは安室さんに接触し安室さんの現状の説明と捜査協力要請を受けることになります。

　この時、松田が警察学校組の生き残り3人と共に墓参りをして、その帰路で爆発事件（警察発表はガス漏れ）に遭遇していたことを知ります。
　この時に、一連の爆弾事件の犯人に勝利してしまったのとで大変なことが起きていきます。また、この時に警視庁前の被害者と松田たちは出会っています。

　翌日。少年探偵団と蘭は村中夫妻と渋谷にいました。
　そこで、新婦クリスティーヌに渡したいものがあるという電話が入って、少年探偵団が代理で受け取るために廃墟のビルへ。
　しかしそこには、一連の爆発事件で使用された爆弾が。すでに解体不可能な状況になっていましたが、どうにか全員が脱出。その際、起爆に使われた液体を採取して公安に渡しています。

　その一方で、爆発現場付近を捜査していた千葉刑事が誘拐され、松田陣平を連れてくるように要求してきました。すでに殉職している刑事を連れていくことはでいないので、高木が松田に変装して向かうことに。
　その前には、安室から指示を受けた風見が捜査一課と接触して情報を渡して協力体制を作ります。
　その際、真犯人がプラーニャという国際的な凶悪犯と判明。

　千葉救出の日。
　公安が見守る中で指定場所に着いた高木でしたが、やすやすと攫われ千葉がいるアジトへ。ついてきたコナンは、その様子を外部に送り、さらに接近。犯人の目的を探ります。

　その結果、彼らがプラーニャを追う民間組織だと判明し、そのリーダーの兄が警視長での被害者であることや罠にはめられたことが判明し、救出隊が到着したことで集団は逃走してこの件は終わり。
　その後に安室から集団の正体を教えられたり、これまでの情報のすり合わせなどをしています。

　そして始まった結婚式。
　そこにコナンの手引きでナーダ・ウニチトージティの一団が乱入し騒動を起こしプラーニャを炙り出し、銃撃戦の末にクリスティーヌに扮するプラーニャを屋上に追い詰めます。

　そこで安室さんとコナンがタッグを組んでプラーニャと戦い、最後は村中の参戦でプラーニャを覚悟。
　その後は、プラーニャが仕掛けた巨大爆弾を少年探偵団やナーダ・ウニチトージティと共に爆破阻止して映画は終わります。

メインキャラクター

魅力

　この映画の見どころは、警察学校組の活躍と思われがちですが、どちらかというとコナン・高木・安室の3人がイチバン頑張っていた映画です。

　コナン君は終始頑張りすぎていましたが、高木君も命がけで千葉刑事を助けに行ったり葬式の故人役をやったり体を張って頑張っていました。
　安室さんについては、イケメンで天才で強いということで個人的にはチートキャラ扱いなのでついでに選びましたが、今回はコナン君の方がはるかに頑張っていました。

　また、警察学校組は全員が故人ということで回想シーンでしたがそれでもコナン映画らしい迫力満点なアクションやスリルがありました。

まとめ

　ハロウィンの花嫁は、公安と捜一とコナンの共同捜査を描いた映画であり、警察学校組が全員と往生した初めての映画です。
　高木＆佐藤がついに入籍か！　と話題になりましたがそこまで進展していたわけではありませんが、このふたりがかなり重要なシーンがところどころであって終始目が離せない映画となっていました。

　気になった方は、ぜひABEMAやU-NEXTなどのVOD,DVDでごらんください。