本記事は完全ネタバレ解説です。
全話通してのネタバレが掲載されています。
必ず全話視聴後にお読みください。
飛行艇の整備には最低半日かかる。
その間イェーガー派に制圧された港を制圧し続けるのは困難。
半日あれば「地ならし」でレベリオ収容区は壊滅。
さらにそこから飛行艇でどこにいるか分からないエレンを探さなくてはならない。
パラディ島港から南に下ったところにオディハという海岸都市がある。
飛行艇を曳航させたまま船でオディハまで向かい、そこで整備を完了させる。
ただしオディハは「地ならし」の進行方向にあるため、先回りしてもぎりぎり半日の猶予が得られるかどうかは微妙。
アズマビトの整備士を守りながら船に連行。
同時に待機しているリヴァイ、ガビ、ファルコ、ピーク、オニャンコポンらに連絡。
全員乗せたらオディハへ。
エレンが殺され、「地ならし」が中途半端に終われば世界はこれまで以上にパラディ島に憎悪を抱き、必ず報復してくる。
そうならないために「地ならし」を防ごうとする調査兵団らを殲滅する。
ファルコ→どうにか巨人化して戦闘に参加。
ピーク→リヴァイ、ガビ、イェレナ、オニャンコポンらを船へ。
キヨミやヒィズル国の技師らを無事船に乗せたら巨人と調査兵団はイェーガー派掃討へ。
調査兵団員はもう同士討ちにためらいがなくなっている。
心理的にエレン殺害に一歩近づいた。
イェーガー派の兵士を乗せた列車を爆破、増援を遅らせたのはシャーディス。
マーレとエルディアの教官同士が邂逅し、共闘する胸アツ展開。
マーレ軍から鹵獲(ろかく:戦争において勝った方が負けた方から獲得した兵器)した巡洋艦があり、これに乗ればすぐに調査兵団の船に追いついてしまうので爆破することに。
戦争に子供を利用してきたマガトだったが、内心は疑問を持っていたらしい。
その後悔がここへ来て溢れ、自爆を決意した。
巡洋艦は無事爆破したが、オディハへ向かうためにレベリオは犠牲にしなければならない。
アニはレベリオにいる父を助けるために戦っていた。
レベリオが助からないのならもう戦う理由はない。
マガトはレベリオもマーレももはや救えないことを知った上で自爆し、自分の最愛の故郷や人を失ってでも世界を救う覚悟を示した。
ではミカサは世界を救うためにエレンを殺せるのか?
エレンを殺そうとする人を止めないでいられるのか?
これがラストに向けてのテーゼ。
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
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