【薬屋のひとりごと】先帝とは?女帝の過保護が生んだロリコン帝を解説

薬屋のひとりごと

 薬屋のひとりごとには、個性豊かなキャラクターが多く登場します。
 その中でも、個性のせいで後世の人々に迷惑をかけたのが、先代皇帝(先帝)です。

「女帝の傀儡」
「ロリコン皇帝」
 などと呼ばれてきた先帝ですが、ある時を境に一部の人からの評価が好転します。

 この記事では、先帝についてまとめました。

  • 先帝の基本情報
  • 先帝時代の偉業
  • 先帝の被害者たち

 主にこの3点について書いています。
 これから薬屋のひとりごとを見る人にはネタバレになりますのでご注意ください。

先帝とは

 先帝は、女帝の一人息子で主上の父親です。

女帝とは

 女帝は、下級妃として入内して皇后にまで上り詰めた人物
 モデルは、唐の時代にいた唯一の女帝:則天武后

 初の我が子を早くに亡くしており、先帝に執着している。

 女帝の子ということで皇帝になってしまった先帝を、女帝は徹底的に守り皇帝権力の一切を女帝の元に集めています。
 なので、先帝自身は何の力もありませんでしたが、自由に過ごすために色々と無茶をしていました。

 また、ロリコンとなった原因として、過保護な母親への恐怖や幼少期に父の下級妃から受けたイタズラのトラウマから来ているらしいです。

先帝の偉業

 先帝がしたこと。
 それは後宮の拡張です。

 「先帝はロリコン」という噂が広まってくると、有力者が自身の娘を後宮に送り込んできました。
 そして、その娘たちの多くが先帝のお手付きとなり妃が増えていきました。

 妃についてのこちらの記事を見てもらえばわかりますが、妃が増えると必要となる敷地が広がります。

 そのため、何度も後宮の拡張が行われました。
 その管理をする宦官は、皇太后の提言で新規採用が難しくなり、現在では放置される場所が多くあります。

先帝の被害者

 女帝に守られ自由に過ごした先帝でしたが、後世に禍根を多く残しています。
 この章では、先帝の被害者たちをそのエピソードと共にご紹介します。

皇太后

引用:アニメ「薬屋のひとりごと第2期」公式サイト

 皇太后だけではありませんが、後宮にいた幼女は先帝や親たちに被害者かもしれません。
 自身の出世のために後宮に送られた少女はの多くがコミュ障ロリコン先帝の妃にされて、生涯後宮を出ることが出来んあくなりました。

 ただ、皇太后安氏は姉である中級妃を利用して選定に接触して、皇后にまで登りつけた策士であり、必ずしも被害者とは言い難いかもしれません。

子の一族

引用:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト

 アニメ第2期で暗躍する子の一族は、先帝の被害者代表と言えるかもしれません。
 一族の長は、先帝の妃でありながら相手にされずに放置され、寵臣だった子昌に下げ渡されたことを根に持っており、復讐に燃えていました。

 そして、一族内で虐げられてきた翆苓は、先帝の娘でありながら認めてもらえず後宮を追い出されて、一族のために働く道具とされていました。

 最終的に、禁軍によって一族は滅亡となりますが、翆苓は阿多妃の元に預けられて楼蘭妃(子翠)は安否不明となっています。

羅門

羅門とマオマオ
引用:アニメ「薬屋のひとりごと」

 凄腕の医官だった羅門も先帝や女帝の被害者です。

 皇后(今の皇太后)と阿多妃の出産を担当するために宦官にされた挙句、阿多妃の子を救えなかった罪で後宮を追放されています。

 ただ、後宮を追放されたおかげでマオマオが薬学知識を得られた常識人(?)になれたのだから、悪い事だけではなかったかもしれません。

怪談イベントの主催者

引用:アニメ「薬屋のひとりごと第2期」公式サイト

 インファに連れられてマオマオが参加した怪談イベントの主催者。
 断定はできませんが、彼女もまた先帝の被害者だった可能性があります。

 なぜなら、主催者である女官が昨年亡くなっていたから。
 インファの反応からして、主催者の交代はされておらず幽霊だった可能性が高いです。

 そんな女官は、先帝のお手付き生涯後宮を出ることができなくなった元妃かもしれません。

まとめ

 先帝は、不遇な生涯を送りながらも多くの女性をっ苦しめた悪人でもあり、評価が大きく分かれるキャラクターです。
 個人的には、子どものまま大きくなってしまった可哀そうな皇帝だと思っています。

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