©SQUARE ENIX, SUNRISE / ASONE製作委員会
スクウェア・エニックスのアーケードゲーム『星と翼のパラドクス』を原作とした劇場アニメ『アズワン/AS ONE』が、2025年8月22日に公開されることが明らかになりました。『エヴァンゲリオン』シリーズで知られる貞本義行さんがキャラクターデザインを手がける本作は、完全オリジナルストーリーで、原作の20年前を描く前日譚となっています。特報映像も公開され、作品の世界観や登場キャラの一端が明らかになりました。
完全新作アニメ『アズワン/AS ONE』とは?
『アズワン/AS ONE』は、2018年から2021年まで稼働していたアーケードゲーム『星と翼のパラドクス』をベースにした新作アニメ映画。原作ゲームの世界観を受け継ぎつつ、登場キャラクターや物語は一新。完全オリジナルストーリーで展開される劇場作品です。
監督を務めるのは、『名探偵コナン から紅の恋歌』『シドニアの騎士』などで知られる静野孔文さん。アニメーション制作にはサンライズが関わり、メカニックデザインには『ガンダム Gのレコンギスタ』や『鉄血のオルフェンズ』を手がけた形部一平さんが参加。豪華スタッフが結集した注目作です。
ヨウとラコ、出会うはずのない二人の物語
物語の主人公は、現代の地球でミュージシャンを目指す高校生・ヨウ。そして、遠い宇宙にある星「巡星(めぐりぼし)」でロボット整備士として働く少女・ラコ。彼女は事故によって昏睡状態に陥り、その意識の中で次元を超え、ヨウと出会うことになります。
出会うはずのなかった二人が、意識の中で手を取り合う——そんな幻想的な場面が、今回公開された特報映像にも登場。ラコが軌道デブリに立ち向かうシーンや、ロボット「ブルガード」隊の出撃シーンもあり、SFロボットアクションとしての迫力も感じさせます。
特報映像はこちら
「アズワン」とは何か?原作ゲームとのつながり
タイトルの「アズワン/AS ONE」は、原作ゲームに登場する「特殊騎士(AZ-One)」に由来。人型ロボット兵器「エア・リアル(騎動機)」を操るプレイヤーのことを指す言葉であり、アニメでも“絆”や“一体感”を象徴するキーワードとなっている可能性があります。
また、ゲームと同様にキャラクターデザインは貞本義行さんが担当。全キャラクターが刷新された中でも、彼の描く個性的で生命感あるビジュアルは健在です。
まとめ:貞本義行×サンライズ×スクエニの超本気SFロボアニメ、始動!
8月22日公開の『アズワン/AS ONE』は、『星と翼のパラドクス』というIPをアニメとして新たに昇華させた挑戦作です。アクションと人間ドラマの融合、そして強力な制作陣による映像美。貞本義行さんの新キャラクターたちが、どのような物語を紡ぐのか、期待が高まります。
今後の続報にも注目です!
©SQUARE ENIX, SUNRISE / ASONE製作委員会