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2025年春アニメの中でも、個人的に「これは何か来るぞ…!」と感じてたのが、渡辺信一郎監督のオリジナル新作『LAZARUS(ラザロ)』。あの『カウボーイビバップ』や『サムライチャンプルー』で知られる伝説の監督が、MAPPAと組んで本気で作ってきたって時点で、もう期待値は爆上がり。
じゃあ実際どうなの?ってことで、第6話「HEAVEN IS A PLACE ON EARTH」まで見た時点での感想を、ネタバレ控えめに語っていきます!
■SFサスペンスと思いきや…宗教×AIのディストピア!
物語のスタート地点は、謎の鎮痛剤“ハプナ”。服用から3年後に死ぬという恐ろしい薬を開発した科学者スキナーを、世界中のエージェントからなる「ラザロ」チームが追う…っていうハードボイルドな導入。
最初は「近未来スパイアクションかな?」と思わせておいて、話が進むごとにどんどん雲行きが怪しくなる。第6話ではついに、“AIを神として崇める新興宗教コミューン”が登場。もう一気にSFと宗教とディストピアがごちゃ混ぜになって、いい意味でカオス。
エレイナの過去が明かされて、幼なじみのハンナと再会したり、AI「ナーガ」の存在がどんどん不穏になってきたり…ここから一気に物語が転がっていきそうな気配しかない。
■キャラが濃すぎてクセになる。しかも声優が豪華すぎ!
主人公のアクセルは、「趣味:脱獄」というインパクト抜群の設定。最初はギャグ寄りかと思いきや、めちゃくちゃシリアスな面も持ってて、そのギャップがたまらん。演じてる宮野真守さんがもうピッタリすぎて、「宮野さん以外あり得ない…!」ってなるレベル。
そして、この作品の魅力は、とにかく声優が豪華すぎること!
- 天才科学者スキナー:古川慎さん
- 冷静な分析官リーランド:内田真礼さん
- 闇を抱えたヒロイン・エレイナ:石見舞菜香さん
- コミューンで再会する幼なじみ・ハンナ:林原めぐみさん
- 渋すぎる存在感・老エージェント枠に:大塚明夫さん
- 一癖も二癖もあるキャラで毎回目立つ:山寺宏一さん
- そして、エレイナの兄・ヤンには内田雄馬さんも!
これだけの布陣で、毎話しっかりキャラが立ってるんだから本当にすごい。しかも、全員が“ただ上手い”だけじゃなくて、そのキャラにしか聞こえない演技をしてくれるから、映像と声の説得力が段違い。
■映像と音楽もヤバい。渡辺信一郎節、炸裂!
アクションシーンはさすがのMAPPAクオリティでヌルヌル動くし、都市の描写も未来感と退廃感が同居しててめちゃくちゃ好み。
光の使い方とかも細かくて、「ああ、これ渡辺監督のセンスだな」って感じるシーンが随所にある。
音楽も抜群。ジャズ、エレクトロ、ダークアンビエント…みたいな幅広いBGMが、どれもシーンの雰囲気にバチバチにハマってて、世界観に引き込まれる。これ、サントラ出たらマジで欲しい。
■まとめ:難解だけどクセになる。今期のダークホースはコレかも!
『LAZARUS』、一言で言えば「難解だけど中毒性ありすぎるアニメ」。序盤は情報量が多くてちょっと戸惑うかもだけど、回を追うごとにどんどんハマっていくタイプ。
AIを神と崇める宗教、人体改造、裏切り、トラウマ、謎の薬…。2025年の今だからこそ刺さるテーマをガチで攻めてきてる。第6話の展開で確信したけど、これは今後、確実に話題になるやつだと思う。
豪華声優陣の演技も聞き応えあるし、作画も音楽も一級品。正直、今期でここまで“本気のオリジナル”を見せてくれるとは思わなかった…ありがとう渡辺監督…!
まだ観てない人は、今からでも遅くないのでぜひチェックしてみて。マジで、後から「見ててよかった…!」ってなるやつだから。
以上、『LAZARUS』第6話までの感想でした!次回以降も何か衝撃展開があったら、また語ります!
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