(C)アポカリプスホテル製作委員会
2025年春アニメの中でも、ジワジワと注目を集めているオリジナル作品『アポカリプスホテル』。どうしても次の日には「ジークアクス」の話題で持ちきりになってしまい、影を潜めている印象。私的には現段階でもっと注目を集めていてもおかしくない作品だと思うのですが、皆さんはどう思いますか?そんな本作の第6話「おもてなしにはうらもなし」が、いろんな意味でとんでもない回でした!
宇宙最凶の客、降☆臨
第6話に登場するのは、凶悪宇宙人・ハルマゲ(CV:山路和弘)。いかにも“やべーやつ来た”感が漂う彼ですが、ホテリエロボットのヤチヨ(CV:白砂沙帆)は、いつも通り丁寧なおもてなしで応対します。
どんな客にも平等に接するヤチヨ、かっこよすぎませんか?人間じゃないのに一番人間くさい、そんな彼女の接客に、視聴者もぐっと引き込まれていきます。
エモすぎる別れ、そして流れる“あの歌”に涙腺崩壊…
そして物語後半、ハルマゲがチェックアウトする場面で、挿入歌「アポカリプス」が流れ始めます。これがまた泣ける。情緒フルスロットル。
歌っているのは、声優・朴ろ美さん。あの『鋼の錬金術師』のエドとかでお馴染みの、あの朴さんです。
で、ここで驚きの事実。ハルマゲ役・山路和弘さんの“リアル奥さん”なんですよね。つまり、第6話は【まさかの夫婦共演】回だったんです!
しかも奥さんの歌が、旦那さんのキャラの退場シーンに流れるって…そんな演出ある!? ずるすぎる!ネット上でも、
- 「全部持ってかれたわ…」
- 「え、こんな形で共演!?」
- 「選曲天才かよ」
と、称賛の声が止まりませんでした。
『アポカリプスホテル』って、どんなアニメ?
この作品、じつはかなりユニークな設定なんです。
舞台は、人類がいなくなって久しい地球。東京・銀座にぽつんと残るホテル“銀河楼”で、ロボットのヤチヨが、異星人のお客様たちをおもてなしする…という物語。
各話ごとに異なるゲストが訪れ、彼らとヤチヨが織りなす“1泊限りのドラマ”が描かれます。
しかもこれ、サイバーエージェントとCygamesPicturesのタッグによるオリジナル作品。毎話どこかエモくて、ちょっと切なくて、クセになるんです。
SNSも感想動画も、みんな“泊まって”る
X(旧Twitter)では、「体感5分だった!」「これ観ない人損してる!」と大好評。YouTubeでも感想&考察動画が増えてきていて、アメコミ風の演出やゲストとの交流に注目した内容が多い印象です。
とくに第6話の“歌と演出のリンク感”に感動する声が多く、まさに名シーン製造回。
まとめ:チェックインしたら、もう出られない“沼”
『アポカリプスホテル』第6話、間違いなくシリーズ屈指の神回でした。まさかの夫婦共演、エモすぎる挿入歌、そしてヤチヨの一貫したプロ意識…。一話完結ながら、毎回深いテーマを投げかけてくるこの作品、まじで見逃し厳禁です。
次回のお客様はどんなクセ客なのか? そしてヤチヨはどう向き合うのか?ホテル“銀河楼”のドアは、今日も静かに開かれます――。
※朴ろ美さんの「ろ」は、正式には「王偏に路」です。
(C)アポカリプスホテル製作委員会