(C)Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11
TVアニメ『リコリス・リコイル』のショートムービーシリーズ『Friends are thieves of time.』もついに最終回。……だけど、最後までこの作品らしいテンポと“やりすぎギャグ&しんみり”の絶妙ミックスで楽しませてくれました!
では、最終話を振り返ってみましょう!
いきなり拳銃!? ファンにも容赦ないたきなさん
冒頭から雨の中やってくる3人の少女たち。どうやら、映画『リコリス・クライシス』の大ファンらしい。
でも不法侵入の扱いを受け、たきなに銃口を向けられるというサプライズ(?)歓迎!
少女『ひっ!?』
たきな『ご用件は?』
はい、最終回でもブレないたきな!安心の対応です。
「顔出し」しちゃった結果、オタクにバレた件
そりゃ映画のモデルになってあれだけ目立てば、熱心なファンに見つかるのも当然ですよね。
しかも彼女たちのコスプレの完成度がすごい!布の質感まで語るあたり、濃さがプロ級。
千束の「あ〜…」って反応と、たきなのド下手な嘘で笑わせにくるのも、まさに“リコリコ”って感じでした。
たきな、ガチなりきり扱いされて全肯定される
「ソンナワケナイジャナイデスカー」→はい、嘘がバレバレです。
でも逆に“なりきりが上手すぎる”とファンに褒められて、たきながすごく慕われてるという珍しい展開に。
ここ、見ててじんわりしましたね。なんか、いつもツッコまれ役のたきなが、やっと報われてるというか。
エリカ、たきな推しがバレバレでニヤニヤが止まらん
サクラが病欠のため、代打で登場したエリカちゃん。
たきなを目の前にして、ウッキウキすぎるテンションで笑わせてくれました。
フキに「椅子を放せ」とツッコまれるのもお約束。パジャパは無かったけど、百合百合してて満足度高かったです。
からのミズキの「アロ~ハ~♡」が全部持ってった
ハワイ行きを目前に控えたミズキさんの登場で、テンションは最高潮!
このショートシリーズ、いちいち演出が細かいのがほんと好き。
そしてミカのハワイアンスタイルが爆発的なオチに繋がるんですよ。
フキ『ここでマトモなのは先生だけかぁっ、……ぁぁ…』
→ミカさんもハワイアンでした。
→→フキ、フリーズ。
見事な落ちでした。
最後は「花の塔」でしっとりフィニッシュ
ラストはやっぱり『花の塔』。今回はEDキャンセルもなく、ちゃんと曲の余韻で締めてくれて感無量。
映像と曲のリンクも丁寧で、「ああ、本当にこれで終わっちゃうのか……」としんみりしてしまいました。
でも、あえて言います。
「この終わり方、最高かよ!」
まとめ:笑って泣いて、やっぱり“リコリコ”だった!
この最終話、ギャグとしても濃密なのに、ちゃんと物語の補足やキャラの掘り下げまで盛り込まれていて、文句なしの完成度でした。
“ファン”という存在を描いたことで、視聴者自身も物語の一部になった気がして、なんだか嬉しかったですね。
映画を経て、ショートムービーで笑わせて、さあ次は……新作アニメだ!
また彼女たちに会える日を、楽しみに待ってます!
(C)Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11