©龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会
2025年7月3日、アニメ『ダンダダン』第2期がついに開幕!初回となる第13話「大蛇伝説ってこれじゃんよ」は、放送直後からSNSを中心に「怖すぎ」「濃すぎ」「ターボババアに全部持ってかれた」など、阿鼻叫喚と歓喜が入り混じる大盛り上がりとなりました。
見終わった後に思わず口をついて出た言葉は、「いや情報量えぐすぎん!?」それくらい、詰め込み具合が異常な“お祭り騒ぎ”回でした。
🧨鬼頭家襲来!ふんどし男と最強ババアの恐怖
物語は、モモがジジの家を訪れたシーンから一気に加速。床にはボロボロのオカルンとジジ、そして現れる鬼頭家の一族──という不穏な展開に、視聴者の心拍数は早くも急上昇。
そして登場するのが、今回のトラウマ製造機、ふんどし姿の男たち!モモを羽交い締めにしようと襲いかかる様子に、SNSでは
- 「ふんどし軍団こわすぎ」
- 「こんなん笑うけど夢に出るやつ」
と、震えと爆笑が交差する声が続出。しかも彼らを操っているのが、鬼頭家の最強ババア・鬼頭ナキ(CV:磯辺万沙子)。静かな笑みとともに「やっと供物が揃ったな。それじゃ祭りを始めようか」と告げる場面は、不気味すぎて鳥肌ものです。
🚀ターボババア爆誕!まさかの救世主に拍手喝采
モモが絶体絶命のピンチに陥る中、突如としてリュックから現れたのが――まさかのターボババア(CV:田中真弓)!その瞬間、視聴者の誰もが「え!? 今ここで!?」と声を上げたはず。
登場の勢いも去ることながら、彼女が出てきたことで場が一気にコミカルになるバランス感覚が本当に絶妙。この「ホラー×ギャグ×オカルト×バトル」のミックス感こそが、『ダンダダン』の真骨頂だと改めて感じさせられました。
🎵OP・EDも抜群!センスが溢れて止まらない
第2期のOP主題歌は、アイナ・ジ・エンドによる「革命道中」。
オープニングは、オカルンの視点で描かれ、オカルンが眼鏡越しに見るモモはカラーで映り、モモ以外の周囲は白黒の暗闇という色調で表現された映像で始まる。また、“ダンダダン”の韻を踏んでいるようなコーラス部分では、第1期に続きカッコよくポーズを取るモモやオカルン、アイラ、ジジなどのビジュアルがテンポよく切り替わる演出に。映像の後半でオカルンがモモを見つけると、明るさを取り戻したかのように全体が彩られ、暗闇の中に入っても、2人を象徴する緑と赤のカラーが画面に色を添えられている。
ポップで奇妙、でもクセになる音と映像のコラボに、一発で脳がジャックされます。キャラクターの動きやリズムの乗せ方も秀逸で、何度もリピートしたくなる仕上がりです。
一方ED主題歌は、WurtSが歌う「どうかしてる」。
エンディングは、モモたちが躍るポップでかわいく、キュートな映像。モモやオカルンたちの学校の文化祭を俯瞰して見ているようなパノラマ調に描かれている。また後半では、自分たちを自撮りしているかのようにそれぞれがダンスを披露しており、新キャラクターと思われる人物もしっかり踊っているため、どんな風にモモ達と関わってくるのか期待が高まる内容となっている。
🌀感想まとめ:開幕から全力投球すぎて、逆に安心した
第2期の初回にして、すでにボルテージは最高潮。登場人物、演出、テンポ、音楽、どれを取っても「これこれ!これが『ダンダダン』だよ!」と叫びたくなる仕上がりで、ファンとしては大満足です。
まるで“怪奇フェス”のような目まぐるしい展開ですが、ただ怖いだけでも、ただ笑えるだけでもなく、どこか胸に残る「人間らしさ」や「青春の痛み」もちゃんと内包されているのが、この作品の強さ。
次回以降、どうやってこのカオスを上回ってくるのか、楽しみで仕方がありません。この夏、最も“ぶっ飛んだアニメ”は間違いなく『ダンダダン』です!
©龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会